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毎日新聞に日本健康科学学会第33回学術大会 市民公開シンポジウムの様子が掲載されました

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2017年9月30日の毎日新聞に、日本健康科学学会第33回学術大会 豊かな老後を考えるシンポジウム「認知症と高齢者ケア最前線!〜快適・安全・安心な健康長寿を目指して〜」の様子が掲載されました。

毎日新聞 2017年9月30日(PDF)


2017年9月16日(土)、日本健康科学学会第33回学術大会 豊かな老後を考えるシンポジウム「認知症と高齢者ケア最前線!〜快適・安全・安心な健康長寿を目指して〜」(日本健康科学学会主催、毎日新聞社後援)が開催されました。

梶本修身(大阪市立大学大学院医学研究科疲労医学講座特任教授)をはじめ、池田清彦氏(早稲田大学国際教養学部教授)、信川益明氏(日本健康科学学会理事長)、森下竜一氏(大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学教授)が講演を行い、多くの方にご参加いただきました。

今回の学術大会会長を務めた梶本の講演では、独立行政法人理化学研究所リサーチコンプレックスと大阪市大疲労医学およびエコナビスタ株式会社が進める高齢者見守りプロジェクト「くらし見守りAIシステム」を初公開いたしました。
日本健康科学学会第33回学術大会 9月16日市民公開シンポジウムにてAIを活用した「くらし見守りシステム」を初公開

例えば暑い環境では体温を調節する脳の自律神経が酷使されます。ところが高齢者は自律神経が作動する機能が十分に働かない。我々はその機能を補うシステム「ライフリズムナビ+Dr.」を開発しました。高齢者の見守りは鈍くなった感覚を補い、かつ生体情報を統合して観察する必要があります。カメラを使わない非接触センサーを組み合わせ、部屋の中でどういった状態かを探ります。単に見守るだけでなく、健康アドバイスも送ります。

今回このシステムを活用した理化学研究所との取り組み「くらし見守りAI」では、24時間の見守り、そして介護記録や電子カルテ、環境情報などを15秒ごとに24時間365日、クラウドサーバーにためていき、これを活用していきます。

これができると何ができるか。例えば早寝早起きが健康だと思っている人が結構いますが、根拠はない。早朝に起きると自律神経が半分眠っているため、一気に血圧や心拍数が上がって脳卒中や心筋梗塞が起こりやすい。そういったことを実証します。睡眠や運動などの生活習慣がどこまで病気と関係しているか。そもそも一日をどのように過ごせば健康長寿なのか。そういったことを知ることができるようになります。

毎日新聞(2017年9月30日付) 梶本修身講演内容抜粋

【公式サイト】日本健康科学学会 学術大会ホームページ


ライフリズムナビ+Dr.公式サイトはこちら
見守りシステム「ライフリズムナビ+Dr.」

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